しずおか日赤メールマガジン

第186号 令和3年02月01日発行


 年明けから厳しい寒さが続きましたが、最近は日が伸びて段々と温かさを感じるようになりましたね。皆さんいかがお過ごしでしょうか。
 さて、2月2日といえば節分の日です。昔は季節の分かれ目、特に年の分かれ目には邪気が入りやすいと考えられており、さまざまな邪気祓い行事が行われてきました。おなじみの豆まきも、新年を迎えるための邪気祓い行事です。コロナ禍という大変な環境下ではありますが、無病息災で過ごせるように豆まきを行ってみてはどうでしょうか。
それでは、メールマガジン第186号ををお届けします。引き続き温かいご支援を賜りますよう、どうぞよろしくお願いします。

目次

1. 今月の病院ニュース
もっと知りたい 緑内障のこと

2. インフォメーション
栄養課考案★ 簡単!ココアバナナケーキ

早期発見がなにより大切  もっと知りたい、緑内障のこと

前号に引き続き緑内障について、眼科 松岡副部長にお話しいただきます

 イギリスの組織論学者・グラットン教授が、自著の中で「人生100年時代」という言葉を提唱したのは2016年。少し前まで耳慣れなかったこの言葉も、今ではかなり一般に浸透しています。実際に人生100年時代を迎える上で、視覚の担う役割はとても大きい。なぜなら視覚障害は生活の質を著しく低下させ、日常生活や社会生活の維持に大変な影響を及ぼすからです。
統計によると30年前の日本人の失明原因の第1位は糖尿病網膜症、以下緑内障、白内障が続きます。その背景には食の欧米化などライフスタイルの変化によって、生活習慣病を原因とした糖尿病が増えたことがあると考えられます。
一方、2020年の失明原因として、最も多かったのは緑内障。以下網膜色素変性症、糖尿病網膜症と続きます。糖尿病網膜症が順位を下げたのは、恐らく私たちの日常の中で糖尿病に対する危機意識が強くなったため。糖尿病に対して早期治療を施すことで、失明に至るような重度の網膜症を併発する頻度が少なくなったことは喜ばしいことではあります。
翻って、緑内障はどうでしょう。日本人の失明原因の1位は緑内障だという事実がある一方、自身や家族など身近な人が患った場合を除いて、緑内障について積極的に関心を寄せている人はとても少ないように感じます。

一度失った視界は戻らない 早期発見の為に定期検診を

※眼底部分の拡大図。
出典:日本眼科医会

緑内障は視神経に障害が起こり、視野が狭くなる病気です。一般に進行速度は遅く、初期段階では自覚症状がほとんどない。逆にいえば、症状に気づいた頃には病気はかなり進んでいるということです。そしてここが多くの人が知らない事実なのですが、一度失った視界は取り戻すことはできないのです。
もちろん適切な治療を施せば、進行を遅らせることは可能。治療では、眼圧を下げることにより、現状以上に視神経に障害を与えないようにしていきます。ただ、いったん失った視界が戻ることはありませんから、早期発見が重要であることは明白です。ですから何をおいても大事なのは、人間ドックなどで定期的に眼科検診を受けること。眼圧検査や眼底検査で眼圧異常や視神経の障害が見つかれば、すぐ治療に踏み込むことが可能です。※
思い描いた将来を全うするために、視覚の果たす役割はとても重要。今現在「物が見える」ということをあたり前だと感じている方も、視覚の担う役割や価値について、あらためて目を向けてほしいと切に願っています。

栄養課考案★ 簡単!ココアバナナケーキ

バレンタインが近くなりおしゃれなチョコレートを目にする機会が増えましたね。
カカオには、ポリフェノールや食物繊維、カルシウム・マグネシウム・銅・亜鉛等のミネラルが豊富に含まれています。特に、ポリフェノールには抗酸化作用があり、動脈硬化により引き起こされる生活習慣病を予防する効果があります。今回は、純ココア使ったレシピをご紹介します。ご家庭でぜひ!

 

ココアバナナケーキ
(材料)18㎝パウンド型1台分
卵 1個
砂糖 大さじ1
純ココア 大さじ2
プレーンヨーグルト 150g
ホットケーキミックス 150g
溶かしバター 70g
バナナ 2本

(作り方)
①オーブンは170℃に予熱する。パウンド型にクッキングシートを敷く。
②バナナをフォークなどで少し形が残る程度につぶす。
③ボールに卵、砂糖、純ココア、プレーンヨーグルトを入れ混ぜ合わせる。
④③にホットケーキミックス、溶かしバター、②のバナナを入れ混ぜ合わせる。
⑤パウンド型に④を流し入れ、170℃で35分焼く。
⑥粗熱が取れたら型から外して、好みの大きさに切り分ける。
お好みで洋酒を加えたり、生クリームを添えても美味しいですよ♪
 

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