しずおか日赤メールマガジン

第188号 令和3年04月01日発行


 桜が満開に咲き誇り、どこか街も浮き立つ中、皆様いかがお過ごしでしょうか。新年度または新学期を迎え、新しい人との出会いなど、新鮮な気持ちで春からの生活を始める方も多いと思います。
 病院近くの商店街には「静岡まつり」の提灯が並んでおり、気持ちを明るくしてくれます。感染予防対策に注意し、新しい生活様式でお祭りを楽しんで参りましょう。
それではメールマガジン188号をお届け致します。

目次

1. 今月の病院ニュース
適切な初期診断が重要!「椎間孔狭窄」による痛み

2. インフォメーション
病院長就任のご挨拶

適切な初期診断が重要!「椎間孔狭窄」による痛み

身近な悩みのひとつ、腰痛。
椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症などに加え、
原因のわからない痛みを突きとめるヒントとして
最近注目されているのが「椎間孔狭窄(ついかんこうきょうさく)」。
脊椎センター長の篠崎医師に詳しいお話を伺います。


◇◇◇◇◇◇◇
知的な表情の中で時折見せるユーモアが楽しい篠崎先生。2010年より当院着任、2020年4月より脊椎センター長として脊椎脊髄疾患の治療にあたる。家庭では一男一女の良き父親。栃木県出身。
◇◇◇◇◇◇◇


Q. 椎間孔狭窄とはどんな病気?

A. 椎間孔とは脊椎の左右外側にある神経の出口のこと。出口が狭くなることで神経が圧迫され、痛みやしびれといった症状を起こすのが椎間孔狭窄です。腰椎以外に頚椎で起こることもあって、その場合は手や腕に症状が起こります。ただし加齢に伴い脊柱管や椎間孔が変形し、神経の通り道がある程度狭くなっていくのは多くの高齢者に見られること。画像上で狭窄が見られても、症状がなければ治療の必要はありません。

Q. どのような治療を行いますか?

A. まずは生活に支障がないよう痛みを和らげ、進行をくいとめることが優先されます。基本はブロック注射や薬物療法などの保存療法。手術を行うかどうかは、患者さんそれぞれの症状や要望、ライフスタイルなどに合わせて相談しながら決定します。

Q. 予防する方法はありますか?
A. 椎間孔狭窄は加齢に伴う骨の変形や靭帯の肥大などによって生じるため、残念ながら疾患そのものを予防することはできません。しかし早い段階で痛みの原因がわかれば、適切な治療で痛みを軽減できる可能性があります。

病院長就任のご挨拶

  2021年4月に院長を拝命いたしました小川潤と申します。整形外科部長として2009年4月に当院に着任して以来、近隣の医師会の先生方、医療機関から多くの患者さんをご紹介いただき、育てていただきましたことに厚く御礼申し上げます。
  当院と私の縁は、今を去ること30数年前、研修医としての最初の勤務地であったことに遡ります。2009年に戻ってきたときに、職員の《赤十字魂》は少しも変わっていませんでした。懐かしさが体を包み込み心満たされ、ここで体力の続く限り恩返しをしようといつしか決意していました。
  当院は地理的には市内一等地にあるものの、医療を取り巻く環境は厳しく、経営的な苦戦を強いられています。しかしながら、医師同士のチームワークが秀でていたり、職員間の風通しが良かったりといった当院ならではの強みがあります。また、古くからの日赤ファンの患者さんや医師会会員の方々がいらっしゃり、皆様から熱いご支援を賜っていることも我々を奮起させる動機付けになっています。
  就任にあたりまして、我々はこれからも患者さんに寄り添い続けることを誓います。私個人としては、職員の誰もがそれぞれの力を存分に発揮できるように縁の下で支え続ける心構えでおります。引き続きの応援をよろしくお願い申し上げます。

静岡赤十字病院 院長 小川 潤

しずおか日赤メールマガジン 第188号

メールアドレスの変更、配信解除  http://www.shizuoka-med.jrc.or.jp/about/mailmag/

このメールマガジンに対するご意見・お問合せは
静岡赤十字病院 総務企画課 mail : kikaku@shizuoka-med.jrc.or.jp

当メールの全文、または一部の無断転載および再配布を禁じます。
編集・発行 : 静岡赤十字病院  http://www.shizuoka-med.jrc.or.jp/
令和3年04月01日発行